雇用問題と賃金残業代のトラブル

雇用関係の問題の提起

働き方改革から雇用問題はより一層複雑になる事が予測できます。貧富の差、力関係の差もより開くことが推測できるからです。また、情報漏洩も起こりやすくなることは容易に想像でき、見えないトラブルも増えるでしょう。

残業大問題ニュース:大手コンビニ問題

大手コンビニチェーンの未払いニュース

セブン&アイ・ホールディングスのニュースです。テレビやネットニュースで目にした方も多いと思います。
コンビニエンスストア事業「セブン―イレブン・ジャパン」でのアルバイトやパートの従業員の残業手当が問題になりました。
問題になるというときは、たいてい少ない金額ですね。
長期間残業手当の一部を支払っていなかったことが明らかになったのです。
この未払い額は少なく見積もっても4億9000万円に上るというのです。
加盟店が給与を支払うシステムですが、計算や支払いは本部が代行しているようです。
このシステムもまた問題の発覚を遅らせる要因です。
計算だけではなく、支払いもするのですから責任についても分かりにくいようになっていますね。
また、給与の算出方法も労働基準法に基づくものではなかったようです。
この問題は、労働基準監督署の指摘を受けて発覚しています。
外国人スタッフも増える業界で、より一層ごまかし安い形態になっていなかったか疑問を感じます。

記録が残っているのは2012年3月以降ですが、未払いは1970年代から続いていた可能性があるというのでその分はどうするのでしょうか。

残業未払いの解決方法

まずは、事実関係を明らかにしておくことが重要です。必要な事実に基づいたものを証拠として確保しておく必要があります。

大抵はオーナー側が強いので、雇われている者が弱くなります。言いたいことが言えない環境も少なくないからです。

主張できる証拠とノウハウを持つことが非常に重要になりますね。

しかし、本来はこのような賃金の未払い問題が起こせない環境を整えることが基本です。

働き方改革で、人の移動が多くなっています。いろいろな職場を体験して人を見る目を養うことも必要でしょう。